ブラックバイトの特徴は?店長だって最初からバイトとの関係を悪くしたくは無いんだよ!

 

世の中にはびこっているブラックバイト。

世間でお騒がせのブラックバイト。

最近ニュースでも流れているブラックバイト。

居酒屋チェーン店 イコール ブラックバイト。

 

なぜ?居酒屋チェーン店はブラックバイトと呼ばれやすいのか?そんなに店長は悪魔なのか?

スポンサーリンク

ブラックバイトの特徴。

ブラックバイトとは、どんなバイトなのでしょうか?
面だった理由は2つあると思います。

①賃金が払われない。

これは、中小の飲食店であるようです。
労務管理や本部の態勢が整っていなく、
タイムカードなどの処理が完全に出来ていないと
適切な労働時間があいまいになってしまいます。

 

大きなチェーン店だと、
完全に店長の管理不足です。
いや、むしろ賃金未払いがある店舗の店長には悪意があるでしょう。

 

私は店長時代には、時給 労働時間だけはかなりきっちり行いました。

 

アルバイトスタッフとの契約は
やはりお金を稼がせてあげる事。

適切な時間で適切な労働をしてもらい、
賃金を支払う、
これは店長として最低基準です。

 

中には、タイムカードを退勤打刻させてから労働させたり、
休憩時間を取らせて無いのに休憩した事になっていたりと、
そんな店舗の話も聞きました。

店舗に着任早々、
アルバイトのほとんどがタイムカードを
手帳に転記して月末に照らし合わせる。

まったく店舗を信用していなかった事に驚いた事もあります。

スポンサードリンク
スポンサーリンク

②過度な労働時間の強要と、出勤日数

居酒屋チェーン店は、慢性的に人材不足が続きます。
スタッフが育っては卒業し、競合他社はつぶれては増え、
求人媒体にはオープニングメンバーの募集。

 

今の時代は新規スタッフの取り合いが壮絶です。
時給も上がり、店舗の人件費は上がる一方。

客数が減れば、店外に呼び込みのキャッチ。
店内は暇なのに、
人員も少なくぎりぎりの営業。

電車通勤のスタッフは終電もあるので、
店舗付近に住んでいるスタッフは強制的に深夜まで。

新しいスタッフを雇っても、
会社や上司は研修に与える時間はくれない。

「今の予算でやれ」

即戦力にしなければ、
お店も回らないのでスパルタで教育。
週末や、繁忙期、大学生のテスト期間などは、人集めに苦労する。

ベテランスタッフの自慢話は、
今月何連勤したか!

スタッフの空いた穴(欠員)を社員が埋めようにも、
もともと店舗に社員は少数。

店長は月に2回くらいしか休めていないので、
穴を埋めようにも埋めれない。

自然とシフトの厚いスタッフと薄いスタッフの間で温度差が生まれてしまう。

ぶ

 アルバイトが店長をブラックにしてしまう事もある?

店長のほとんどは、
お店を良くしたい、
みんなで頑張りたいと願いながら
仕事に取り組んでいます。

 

利益を上げたい、コストを抑えたいというのは会社の都合。

 

そんな会社とスタッフの間で頑張っていると、
アルバイトと店を守りたいと思っているはず。

そんな中、スタッフの何気ない一言や態度で
店長の気持ちも変わって来てしまいます。

 

シフトがもともと少ないのに、

「サークルの飲み会なんで、週末出れません~」

「テストやばいんで、バイト半月出れません」

「ゴールデンウィークはサークルの合宿なのでバイト出れません~」

「年末はやっぱり、家族と過ごすんで出れません~」

 

いったいいつバイトするの?

 

こういったスタッフは最近増えてきました。
少なからず、居酒屋でバイトしようと思ったなら、
シフトは協力してよと思います。

また、

「あ~ダルイ、もう帰りて~」

「お客の余ったこれ、レンチンして食べようぜ~」

昔は、店長に隠れて言ってたと思ったけど、
最近のスタッフは堂々と言います。

暇さえあれば携帯をいじり、
パントリーで溜まる。

私は、そういう店舗をいくつか見た事があるのですが、正直

「怒り」

しか覚えませんでした。

人員がそろう頃には、
辞めさせたり、話あって改善させましたが

「怒り」が憎しみに変わってしまうと、
店長は店舗を恐怖で抑え込もうとします。

これがブラック店長の根源だと思います。

スポンサーリンク

 お店を作る為には店長一人では無理なのです。

居酒屋チェーン店は、社員は少数。
少ない店舗60~100席くらいの店舗は1名体制の店舗も少なくありません。
(休みは、多店舗からヘルプが来る)

 

私は、300席の店舗で3人でした。(キッチン2人、ホール1人)

アルバイトがいなければ、お店は開店できません。
ひどいときは、
在籍30名いて週末シフト提出3人っていう日もありました。

全くお店が回らなくて、
ずっとクレーム対応をしていた時もあります。

あきらめて、
入店を断り散々な売り上げで上司に怒られた事もあります。

どれだけ、アルバイトが必要なのか
思い知らされた事もあります。

 

居酒屋チェーンでは、労務管理などもすべて店長の仕事です。

タイムカードのチェック。

シフト管理。

在庫管理。

売り上げ管理。

顧客管理。

 

どれだけを学生アルバイトに仕事として割り振れるか?

どれだけ信頼して仕事を教えられるのか?

アルバイトへの仕事の取り組み方などの落とし込み方を間違えてしまうと、
世に言うブラックバイトと思われてしまうと思います。

私も何百人とアルバイトスタッフと向き合ってきましたが、
果たして何十人にブラックと思われしまっていたのかと思うと悲しくなります。

アルバイトとの関係一つが
お店を作る基準になるのではないのでしょうか?

こちらの記事もどうぞ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA