居酒屋店長が教える!忘年会幹事の進行はスムーズに!挨拶はシンプルに!プランに合わせた段取り術!

 

忘年会の幹事様!大変ですよね・・・

私は、毎年何百人もの幹事様と協力して忘年会や飲み会のお手伝いをしてきましたが、実際

「シンプルなのが一番良いな」と思いました!

特に忘年会などは、お店にもよりますが時間制限があり短い時間内でのあいさつ・食事・余興などやる事は盛りだくさん!

無駄を省いて、スムーズに終わらせられるのが一番!

ゲストのみなさんが満足してくれている忘年会では、必ず帰り際に

「幹事ご苦労さん!」

「ありがとう!楽しかったよ!」

とゲストに感謝されている幹事様を見てきました!

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忘年会のタイムスケジュールは組んでいますか?

忘年会進行に欠かせないタイムスケジュール。

まずはお店の料理進行を確認しましょう。

大体のお店では、忘年会シーズン2時間制を取るところがほとんどです。

お店が決まり、プランが決まると出てくる品数と時間がわかると思います。

例えば、時間制2時間・料理8品の場合は時間コントロールが必要です。

2時間制の場合のタイムスケジュール

-15分  着席 ①前菜・②サラダの提供   ※出欠の確認など
-5分  乾杯ドリンクの提供         ※挨拶・宴会説明など
 0分  宴会スタート 乾杯         ※乾杯の音頭
 +5分    ③お刺身の提供            ※二杯目のドリンクオーダー
+15分     ④焼き物など一品料理の提供    ※テーブル状況把握
+30分  ⑤揚げ物など一品料理の提供    ※空いているお皿などの片付け
+40分  ⑥鍋などメイン料理の提供     ※余興など開始
+60分  ⑦〆ものなど食事の提供      ※余興の時間調整・食事進行確認
+80分  ⑧デザートの提供         ※ラストオーダーの確認
+90分  ドリンクラストオーダー      ※〆の挨拶
+12分   退席              ※お見送り

どうでしょう?短くないですか?

しかも、スムーズな料理提供・ドリンク提供があって成立します。12月の忘年会シーズンはお店もとても混雑しているので、特にドリンクは遅れる事が多いでしょう。

ドリンク提供が遅れない4つのポイント!

ポイントは3つ

  1. 乾杯は瓶ビールまたはピッチャーを5分前にはテーブルに置いておくようにスタッフに指示する。(出来れば、電話で事前に伝えておくと良いと思います)
    ※お酒を飲めない人の為に、ウーロン茶やオレンジジュースなどのピッチャーも忘れずに!
  2. 宴会スタート直後に、二杯目のドリンクオーダーを促す。
    乾杯前に説明しましょう。
    「乾杯はスムーズに行う為、瓶ビールでお願いします。乾杯後にスタッフが二杯目を伺いますので、注文を考えておいてください。」
    または、
    「各テーブル毎に、二杯目のドリンクをこの紙に記入してください。乾杯後に提供されるようお願いしています」
  3. 中盤の各テーブルのドリンク状況を見て、お代わりを注文しておく。
    ビールや日本酒などの席には効果的です。
  4. ラストオーダー10分前には、追加オーダーを取っておく。
    ラストオーダーで、大量のドリンク注文をすると席に来るころには退席の時間になってしまうため!

とにかく、先手先手を打っていく事が大切です。お店やスタッフ側もあらかじめ準備が出来るので、その分余裕が出来てお皿やグラスの下げものもやってくれるはず・・・

特に乾杯と二杯目は大事です。ここでドリンクが遅れると

「この店料理や飲み物出てくるのおせぇな~」

という印象が出来てしまいます。

また、ラストオーダーでは基本一人一杯だと思いますが、30人いれば30杯です。

ドリンク作るスタッフは基本一人なので、どんなに頑張っても5分から10分かかる事を忘れずに・・・

宴会料理進行をスムーズに行う3つのポイント

宴会料理の進行ですが、ほとんどのお店は宴会開始前にテーブルに準備させてくれと言ってくるでしょう!

宴会進行をスムーズに行う為には、仕方の無い事です。

特に、大宴会になると一品の提供だけで5分10分かかる事もあります。

※テーブルに乗らない。ドリンクのオーダーも取りながら。片付けしながら。などなど

乾杯前には、刺身くらいまではあっても良いと思います。

ゲストは仕事終わりで空腹です。ビールで乾杯した後にすぐに料理に箸を付けたいものです。

そして、乾杯後に前菜・サラダを片付けられればその後の料理提供もスムーズに行えます。

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ポイント

  1. 事前に準備出来る料理は出してもらう。
    特に、鍋は温めるのに時間が掛かるので早めに出しておきたい!)
  2. あらかじめ、取り皿を多めにもらっておく。
    ※日本人の習性で、大皿には必ずちょっと残る現象が起きます。大皿が一番じゃまになるので早めに取り分けてしまいましょう。
  3. デザートはいらないので、値引き交渉か他の料理のボリュームアップに!
    デザートはほとんど残ります。もったいないので、予約時の交渉で確認しておきましょう。
    ※女性が多かったり、要望があるなら女性の分だけ注文してその分グレードアップしてもらいましょう。(基本居酒屋チェーンの宴会デザートはしょぼいです)

2時間制なら余興はやらない方が良い

はっきり言って2時間制での余興は、時間が無さすぎてただただ慌ただしいだけです。

せめて、2時間半~3時間は無いとみんなで盛り上がれるパフォーマンスは出来ないと思います。

でも何かやりたいと思ったら、

おすすめは、

上役による表彰式です!

これ、意外と盛り上がるし渡す方ももらう方もなんか気分が良くなります。

今では、表彰状やトロフィーなどは100円ショップでも買えますし、簡単な粗品や景品はネットでいくらでも探せます。

表彰内容はなんでも良いのです。

・今年一番遅刻したで賞

・今年一番仕事中にトイレに行ったで賞

・○○で失敗したで賞

そして最後に上司へ、

・今年もみんなをまとめてくれたで賞的な・・・

簡単に終わるし、すべらないし、上司も立てられるし、

時間が無い忘年会では、ぜひ行ってみて下さい!
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忘年会の挨拶はシンプルに、説明や注意事項はしっかりと

どうも長くなりがちな忘年会の挨拶。幹事の挨拶は短いのはもちろん、上司にもあらかじめ相談し、ご挨拶は手短にしてもらえるように依頼しておきましょう。

「時間になりましたので、○○年度の忘年会を始めたいと思います!幹事、司会進行はわたくし○○です!よろしくお願いします。」
では、開会のご挨拶と乾杯の音頭を○○社長(部長)お願い致します!

開会のご挨拶と乾杯の音頭は一緒にやってもらいましょう。乾杯もしなきゃいけないので挨拶も手短になります。

居酒屋チェーン店での忘年会ならこれくらいで全然大丈夫です。

それよりも、注意事項はしっかりと説明しておきましょう。

  • 飲み放題メニューの説明。
    ※飲み放題以外の注文を避ける為。
  • 時間制の説明
    ※特にラストオーダーや余興の時間など、何分後では無く○時○分ごろと伝える。
  • トイレの場所の説明、呼びベルの位置の説明。
    ※特に呼びベルはどこにあるのかわからない事も多いみたいです。

意外と最初の説明が無くスタートする宴会が多いですが、忘年会はスタートが大事です!

さくさく行きましょう!

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忘年会進行・挨拶のまとめ

店長・お店目線でも進行を書いてみましたが、予測不能な事が起こるのが12月の忘年会シーズン。

準備や段取りはしっかり行って臨んでいきましょう。

お店のスタッフさんには、あらかじめ上役の席や、注意人物などを知らせておき意識させる事も必要です。

お店のスタッフも人間なので、好き嫌いはどうしても出てしまいます。

スタッフにも最低限の気遣いをする事で、お店側もサービスしやすくなります。

あそこの宴会行きたくない~なんて宴会にならないよう、幹事様頑張って下さい!

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